評定平均が足りない。それでも給付型奨学金を検討した方がいい理由
ひとり親家庭や何らかの家庭の事情があって大学進学を諦めていませんか?
・・・
絶対に最後まで諦めないでください!!
だいたいの高校だと4月~5月くらいに日本学生支援機構の奨学金説明会があると思います。
家の経済状況で進学を諦めている人は絶対に参加してください。
給付型奨学金とは
日本学生支援機構の奨学金には大きく【貸与型奨学金】と【給付型奨学金】があります。
字の通り、貸与型奨学金は返さないといけない奨学金で、給付型奨学金は返さなくてもいい奨学金です。
今回説明する給付型奨学金は、親の収入や本人の高校の評定平均から審査されます。
最終的に毎月もらえる金額は親の収入、自宅から通学かどうか、国公立か私立かなどで決められます。
例えば自宅外から(一人暮らし)国公立に通う場合、収入の区分が一番低いと約7万円程もらえます。
自宅外からの方が奨学金は多くもらえますが、自宅外とみなされるには実家からの通学時間や距離などの条件があります。気を付けてください。
詳しくは日本学生支援機構のHPを確認するか、学校の説明会などで確認してください。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html
高校の評定平均が足りなかったら・・・
審査には学力基準があります。
具体的には高校の評定平均が5段階中3.5以上です。
これを見たときに厳しい・・と思った人もいると思います。
実際に私も高校生の時に評定平均が足りず、給付型奨学金を諦めていました。
しかし、実は救済処置があります。
学力基準には「将来、社会で自立し、及び活躍する目標をもって、進学しようとする大学等における学修意欲を有すること」とあります。
これは具体的にレポートや面接などにより、学習意欲があるかどうかを高校が判断し、推薦するというものです。
本当に大学に行きたい、将来の夢があるという人で評定平均が足りなかったという人はこれを受けない手はありません。
せっかくの救済措置なのでしっかり活用していきましょう。
数日、面接やレポートを頑張ると4年間の生活が本当に変わってきます。ぜひ頑張ってください。
ここで紹介したのはあくまでも救済処置であり、初めから評定が3.5以上あるに越したことはありません。
早めに勉強は頑張りましょう。
ちなみに私は評定平均が足りなかったのでこの救済処置を受け、無事に奨学金をもらっています。
実際どのくらい楽になるのか
給付奨学金をもらった場合、毎月奨学金をもらえるのもそうなのですが、実はもう2つもらえるお金があるんです。
それは入学金と授業料です。
詳しくは日本学生支援機構のHPを見てほしいのですが、詳しく言うとどちらも全額または減額という形です。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html
給付型奨学金を選択していると私が通っている国公立の場合、入学金も授業料も期日に振り込むのではなく、減免額が確定してから払う形になります。
減免額も親の収入によって異なるのですが、最大でどちらも全額免除です。
ちなみに私は入学して1か月程経ちますが、まだどちらも払っていません。
そのうち払うことになるかもしれませんが、4月は入学金や授業料以外にもかかるお金はたくさんあるので支払いが遅れているだけでもありがたいです。
最後に
どうでしたか?
少し前まではお金がなくては入れなかった大学も、様々な制度を活用することで低所得家庭でも目指せるようになりました。
大学に限らず短期大学や専門学校でも受けられるみたいなので詳しくは日本学生支援機構のHPを見てください。(三回目)
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/index.html
私の家はシングルマザーの三人兄弟で長女は金銭面を考え大学を諦めました。
私は次女ですが、先生にいろいろ教えてもらい無事進学することができました。
日本学生支援機構に限らず私立では独自の奨学金があるので、調べてみてください。
行動せずに諦める道を選択しないでください。
最後までもがいてください。金銭面で諦めると後で絶対に後悔します。
諦めずに勉強して奨学金もらえば0円で大学の授業うけれますよ!!!!(個人差あり)
それではこの辺で。